the

そりゃないよ ジェローデル…池田理代子「ベルサイユのばら」14巻

0

     

    JUGEMテーマ:ベルサイユのばら

     

    「ベルサイユのばら ロザリー編」と萩尾望都の「ポーの一族」がコラボして、ジェローデルがイギリスのポーの村に迷い込む様子が描かれている、という話はネットニュースで目にしていました。

     

    私は個人的には、ジェローデルがポーの一族になったとしても、おかしくはないと思っています。

    だから、このエピソードには抵抗はなかったですね。

    ただ、ちょっと時系列がおかしくないかな〜と思えるところのあるのが引っかかってしまって…。

     

    もしかしたら、池田理代子は「ポーの一族」の新作「春の夢」を読んでいないのかも知れない、という気がするのですが。

     

     


    ポーの一族 ~春の夢~ (フラワーコミックススペシャル)

     

     

    もしオスカルが生きていたら12月には49才になる、という年に、オスカルとは一才違いのはずのジェローデルが、どう見ても30才そこそこの風貌で現れ、逃避行中のロザリーと息子のフランソワを匿い、スウェーデンのフェルゼン伯爵邸まで無事に送り届ける。

     

    ロザリーとフランソワは、スウェーデンで暮らすことになり、その6年後にフェルゼンは民衆に虐殺される。

    「みんな…みんないってしまう…いずれ私たちも…ね…」

    とフェルゼンの妹ソフィアは静かに涙を流す。

     

    でも、ジェローデルは不老不死なのではないか、と、ロザリーは口ごもるが、それに気づいたソフィアは、ジェローデルはマリー・アントワネットが処刑された1793年にイギリスに亡命し、霧に包まれた谷間の、バラの咲き乱れるポーの村に迷い込み、わたしたちとは違う時間を永遠に生きる者になってしまったのだと語った。

     

    ジェローデルのエピソードは、こんな感じです。

     

    ソフィアがジェローデルについて語るコマには、ポーの村が描かれ、そこにはエドガーとメリーベルがいて、エドガーがジェローデルを誘い込むような絵が描かれています。

     

    しかし、どうもエドガーとメリーベルがポーの村にいたのは、「春の夢」によれば、19世紀後半の20年程の間だけだったらしい。18世紀末には、ポーツネル一家はイギリスを転々としながら暮らしていた様子です。

    ポーの村の住人達は、バラの手入れをする以外は殆ど寝て暮らし、年に一度人間を食うことを唯一の楽しみにしている、生きているのか死んでいるのか分からない一族らしく、エドガーとメリーベル、ポーツネル男爵夫妻、老ハンナは人間社会を好む少数派の模様。

     

    ジェローデルが1793年にポーの村に迷い込んでも、エドガーとメリーベルには会えないと思うのですが…。

     

    また1756年生まれのジェローデルは、ポーの一族になった時点で、少なくとも36才になります。それなのに、どう見ても30そこそこ、というのは、ジェローデルがいつまでも若く見えるタイプだったからなのでしょうか?

     

    その辺の説明をもう少しして欲しかったように思えます。

     

     

    関連記事

     

    エドガー 18世紀にポーの村にいたのかも知れない

     

     

     

     

     



    calendar

    S M T W T F S
       1234
    567891011
    12131415161718
    19202122232425
    262728293031 
    << August 2018 >>

    selected entries

    categories

    archives

    recent comment

    • ブライアン・メイのピック代わりが今やアクセサリーに… オールド6ペンスコイン
      Kashka
    • ブライアン・メイのピック代わりが今やアクセサリーに… オールド6ペンスコイン
      torioden

    links

    profile

    search this site.

    others

    mobile

    qrcode

    powered

    無料ブログ作成サービス JUGEM