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1974年のクイーンとナベプロとシンコーミュージック

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    JUGEMテーマ:ROCK

     

    「日本でのクイーン人気を陰で支えていたのは、大手芸能事務所の渡辺プロダクションだった。当時クイーンが所属していたレコード会社のワーナーパイオニアは渡辺プロの資本が入っており、クイーンに可能性を感じた同社は、いきなり武道館公演をブッキングするなどして積極的に売り出していった。」

     

     


    昭和40年男 2018年8月号

     

     

    「昭和40年男」8月号の、昭和50~51年のクイーンを紹介するページを見て、何か腑に落ちる感じがしました。

     

    思えばクイーンがデビューした74年3月から、ミュージックライフ誌は毎月のようにクイーンを載せ続けていました。

    ワーナーパイオニアがプッシュし、音楽評論家の大貫憲章が惚れ込んでいた新人で、当時ミュージックライフの副編集長だった東郷かおる子が「これは売れる!」と直感したから、とはよく言われていることですが、それにしても異例と言っていい扱いでした。

    確かデビュー直後早々に、クイーンのロゴステッカーやミニポスターが付録についたりしていました。

    デビューから3ヶ月もすると、「麗しきクイーンの秘密」というようなタイトルで特集記事が載せられたのは、この頃「クイーンII」が発売されたからでしょうか?

    日本では、クイーンは74年3月にデビューアルバムが出て、同年6月にセカンドアルバム、12月に3枚目の「シアーハートアタック」が発表される、という形でデビューを飾っています。

     

    当時は、洋楽は本国より数ヶ月遅れでアルバムが発売となるのは当たり前で、洋画になると、上映が1年遅れなのが当たり前でした。

    物心ついたのが80年代以降の方には、想像がつかないと思いますが。

     

     

     


    MUSIC LIFE (ミュージックライフ)1974年12月号 エリック・クラプトン日本上陸特集:その一瞬、観た!聴いた!そして泣いた

     

     

    秋に人気投票が始まると、何とアルバム部門で「クイーンII」が一位独走!ちなみに二位は「恐怖の頭脳改革」EL&P。

    そして12月号では、遂に表紙に登場(…しかしこれは、本来なら来日したクラプトンが表紙を飾る筈だったのが、本人が当時酷いアルコール依存症で写真撮影を一切拒否した為、急遽クイーンに差し替えになったのだとしても、不思議ではないですが)。

     

     

     


    MUSIC LIFE(ミュージックライフ)1975年2月号 『特別企画』「ロック・ジェネレーションに贈る新春エッセー」横尾忠則、愛川欽也 (MUSIC LIFE)

     

     

    75年になり、来日が決まると、「クイーンのABCからXYZまで」といった題名の特集記事が組まれ、最年少のジョン・ディーコンが女の子のファンにキャーキャー騒がれている、なんて記載がありましたっけ。

    実際にキャーキャー騒がれていたのは、主にロジャーとブライアンだったのですが。

    そして、この辺からミュージックライフ誌が急に売れるようになったとかで、予約なしでは入手出来なくなり、やがて同誌は書店で平積みになりました。

     

     

     


    MUSIC LIFE (ミュージックライフ)1975年5月号 新着クイーン特写カラー写真一挙掲載!スペシャル・ピンナップ:バッド・カンパニー。

     


    ミュージック・ライフが見たクイーン

     

     

    クイーンが初来日を果たし、イギリスに帰国した後には、何と「オペラ座の夜」レコーディングの為リハーサル中のクイーンを、現地に取材に飛んだりもしていましたっけ。

     

    その特集が載った9月号のグラビアページはクイーンだらけで、正直クイーンの大ファンの私でさえも、

    「せっかくイギリスにまで取材に行ったのだから他のミュージシャンも見たいのに!」

    と思った位でした。

     

     

     


    MUSIC LIFE (ミュージックライフ)1975年9月号 本誌独占!!ロンドン直撃取材!●クイーンと独占会見!!グラフと記事で一大特集!!

     

     

    今にして思えば、74~75年のミュージックライフ誌でのクイーンの特別扱いは、シンコーミュージック社と渡辺プロダクションとの間に何らかの取引があってのことだったのかも知れませんね。

     

     


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