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ポーの一族「ユニコーン」Vol.2を読んで

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    JUGEMテーマ:少女漫画全般

     

     

     


    月刊 flowers (フラワーズ) 2018年 08月号 [雑誌]

     

     

    萩尾望都の「ポーの一族 ユニコーン」を読みました。

     

    アランと"ダイモン"が出会った1958年ベニスの"サンタルチアコンサート"のさわりが描かれています。

    今回は、登場人物の紹介と次回以降の伏線張りという印象でした。

     

    このコンサートを主催したのが、ブランカの伯父ダン・オットマーを仲間にしたサルヴァトーレ・ルチオ。

    オットマー家の先祖でもあり、大老ポーの知り合いでもある。

    どうもこのサルヴァトーレが、キーパーソンになりそうな気がしますが、何しろ作者は萩尾望都。大きく広げた話を僅かなページでまとめてしまう天才ですから、どう広がりどう収まるのか、予想もつきません。

     

    また、1958年というと、「小鳥の巣」の前年に当たり、エドガーとアランの会話にロビン・カーの名前が挙がったりしています。

    案外、2人がガブリエル スイス高等中学にロビンを迎えに行くきっかけが描かれるかも、と期待してますが。

     

     


    ポーの一族 復刻版 3 (フラワーコミックス)

     

     

    ポーの一族以外の吸血鬼がどんどん出て来ていますが、ファルカを仲間にした"ダイモン"は追放されたポーの一族らしい。ということは、ファルカはポーの傍系になるのでしょうか。

    …何というか、ポーの一族系列の吸血鬼というのは、人間的魅力や能力がある者は殆ど、村やら一族やらに馴染めず俗世を彷徨い歩いている感じですが、その方が幸せそうにも見えますねえ。

     

    登場人物は皆、吸血鬼になってから何世紀、という単位で生きていますが(ブランカでも半世紀以上)、一昨年からの新シリーズになってからは、何百年経とうが、皆精神的にも年を取らずにいる様子がはっきり分かるのが、個人的にはおもしろいと思っています。

    何世紀経とうがエドガーとアランは少年のまま、ファルカと"ダイモン"は青年のまま、アーサーは壮年の隠者の精神のままで永い時を生き続けている。

    また、中世に"仲間"になったファルカはテレポーテーションが出来、鳥と意思疎通が出来てネットワークを作れる。

    その"親"の"ダイモン"はローマ帝国の時代に"仲間"になり、時計の針を動かす、という、超能力者の十八番を楽々とやってみせる。

    近代に生まれ育ったエドガーは、自分にもテレポーテーション能力があるとは、ファルカに教わるまで考えもしなかった。

    これは、人間だった頃の価値観が影響しているのかな、と思いましたが。



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